こんばんは、ボーテ・ボディワーク松山美容整体院の岡本です
今日はダイエットの大敵
「便秘」の話です
ダイエットをしても落ちにくい方は、かなりの確率で便秘の方が多いです
「むくみ腸」というような言われ方もしますが、腸の動きや吸収が悪くなり、皮下脂肪や内臓脂肪が溜まる原因にもなりますから肥満に繋がりやすいです
なので、下腹のポッコリしたお肉がなかなか取れない!っていう方にも参考になると思います
ということで
まず、見たいのは「お腹の固さ」ですね
1・お腹の癒着
ここではざっくり「お腹」と書いていますが
仰向けに寝て脚を伸ばし、脱力した状態でお腹を触ると、柔らかくて
力を入れると「ぎゅっ」と固くなるっていうのが良いお腹ですよ
ひとことに固いって言っても
・ちょっと固い
・ガチガチ
・ガチガチというよりも、ネバッとした感じ
・膨張感を感じる
・突っ張りを感じる
・ボコッとしたものを感じる
などなど
お腹の状態が身体の状態を表しているっていうぐらいにお腹って大事です
ちなみに立った時では、なんか身体がお腹に引っ張られている感じがあるなっていう方は癒着していると思っていいかもしれませんね
お腹の癒着は一番多いケースですが
とりあえずのところ、癒着が取れるだけで、7割ぐらいの方は
「めっちゃ出ました〜」
のようになりますが、中には手強い方もいらっしゃいます
次に見たいところは
2・骨盤底筋群が弱い
仰向けに寝てお尻を浮かすような骨盤低筋のエクササイズをしてるんだけど効果がでません!っていう方は、お腹がガチガチで骨盤がロック状態になっている場合が多いです
なので、1と2はセットで考えたほうが良いです
1と2のような状態になっている方はパッと見、どう見えているのか?というと
「ダラ〜ン」とした立ち姿をしていたり
お尻が大きく見えている方が多いです
CASE-1
CASE-2
3・食べ物、食べる時間
食事も大切ですね
ダイエット中は食事の量も減っているわけですから栄養も不足しがちになります(食事の量自体が減ると便の量も減りますが、これは問題ありません)
栄養バランス的には食物繊維が足りていない事も便秘の原因になりますよね
特に色の濃い野菜を意識して食事に取り入れるのも効果的ですし、足りない方はサプリで補うことも良いと思います
それと、ここ数年、肉ブームですが
1・2の状態の方が極端な糖質制限を行い、そこに、肉!肉!肉!みたいな感じの食事を行った場合、お腹の癒着が酷くなりやすい傾向にあります
(お肉を食べる事が悪いという意味ではありませんよ)
食べる時間帯に関して言えば、「朝はしっかり食べる物だと思っていました!」という方ほど便秘の方が多い傾向にあります
朝は排出の時間帯、その方の活動量にもよりますが、朝は食べずに水分的なもの、もしくは無糖のヨーグルトなどに変えてみると良いでしょうね
4・ストレス
便秘は自律神経と関係しています、もともと女性に多い便秘ですが、最近は男性でも「便秘の方」が増えているそうです
ご自身で出来る便秘の解消法としては
☆朝起きて、沢山のお水(だいたい250cc〜300ccぐらい)を一気に飲むことで腸の動きが活発になります
☆「の」の字にくるくる回す
お腹に手を当てて、右下から時計周り、「の」の字にくるくるとさすりながら回すのも効果的
☆仰向けに寝て両脚を90度ぐらいに立てるように曲げて、下腹に手を当て、その状態で腹式呼吸をするのも良いです
慣れて来たら軽く圧をかけて行います
*お腹の癒着が強い方がこれをやりすぎると腰が痛くなる場合があるので気をつけて行ってください、(寝起きに行うのはご注意ください)
今回は便秘について書いていますが
バランス的に見て便秘が酷い方は、婦人科系が弱くなりやすいです
そういった事も頭の片隅に入れて頂き、一度ご自身の身体をよく観察してみると、良い方向に向かうと思いますよ(^^
◯臨床上、便秘で悩む方は「股関節の内捻れ」を起こしている方が多く、自力では限界を感じていらっしゃる方はこちらの記事をお読みください