こんばんは、松山美容整体院の岡本です
今日は「猫背太り」「脇のハミ肉」「首の付け根のこんもり感」を改善させる為に、まず何をするべきなのかを、なるべくわかりやすい言葉を使って書いています
少し長く長くなりますが、お時間がある時にでも最後まで読んでみてください
うちは、セラピストさんとかも、ちょこちょこ来てくれるのですが、そういった方はどんな悩みが多いのかというと
前屈みで施術をすることが多かったりしますので「猫背」とか「背中のお肉が」とか「首の付け根のこんもり感」が気になるって言われる方が多いようです
あと、ネイルサロンの方とか、座って前屈みで身体の前で腕を使うようなお仕事の方とか
身体にとってはとても負担の強い仕事なんですよね
私も施術の際に前屈みになることが多いので気持ちはよくわかります
それで
基本的に
「猫背」、「脇のハミ肉」、「首の付け根のこんもり感」この3つはセットで考えたほうが良いです
あと
「顔のたるみ」や「顔の浮腫」、「顎周りのもったり感」などでお悩みの方で、一生懸命「顔」を触っても、一時的にスッキリ見えてもすぐ戻る方も、個人差はあれど今回掲載させていただいた方のような状態になっています
画像でわかりやすく説明すると、こちらの方のような感じ、ビフォーの状態だと、鎖骨も埋もれるし、首も短く見えますよね
「首の付け根の盛り上がり」は、脂肪だったり、筋肉のしこりのようになっていたり、人それぞれ違うのですが
基本、普通の猫背より、反り腰が強くて猫背の方や、長年放置している方ほど手強いし、てこずります
あなたも一度は「リンパの流れが滞ってますね〜」っていう感じで、肩の盛り上がりを一生懸命、押したり揉んだりしてもらったことはありませんか?
一般的にはだいたいそんな感じが多いと思います
画像のように猫背になって身体が丸まって、「巻き肩」になっている方が大半なので、普通に考えると
丸まってるんだから、広げようとしますよね
お母さんとかからも「背中丸まってるよ、しっかり胸を張りなさい」とか言われたことありませんか?
整体とかでも、おそらく巻き肩とか直して、胸を張れるように、身体の前側を広げるようにすると思います
今だと、YouTubeとかでも、「肩や、胸まわりをほぐして、丸まった背中を伸ばしましょう!胸を広げましょう!」的なものが一般的だと思います
丸まってるんだから、広げる・・それで良くない?
って
でも・・
残念ながら
実は、それが間違えです
最終的には身体の前を広げるのは間違いないんですけどね・・
いきなりそれをやっちゃうと、肩周りは広がったように見えても、「肋骨が開いて(これが一番多いです)」反り腰が悪化したり
股関節を前側に突き出した姿勢になって、太腿の前側が太くなったり、膝を炒めたり
肩周りだけ広がった人っていうのかな〜
伝わりにくいかもしれないけど、オラついたような姿勢になって、オラオラ歩く感じの人みたいに、バランスがおかしくなっちゃうんですよね
結局、開いた肩もすぐ戻るし、猫背も治らず、首の付け根のこんもり感も変わりません😰
(いきなり開いて良くなるのは、ごく一部の特別な訓練を受けている方ぐらいです)
それで
猫背で身体が丸まっている方は何をすべきかという話ですが
丸まっている状態を、「一定の期間」、「いったん丸める」ように矯正したりエクササイズを行う必要があります
だからー、猫背で背中が丸くて悩んでるんだけど、それをさらに丸めろって、あんたどうしちゃったの?って思うでしょ
(↓これはざっくりした画像です)
結局のところ、いろいろなタイプの猫背があってみんな背中が丸まっているけれど
肋骨は広がっています
なので、猫背なのに
「一旦、身体を丸める」理由は
丸めないと、広がった肋骨が閉まる方向に行かないからです
なぜ、肋骨が閉まらないとデコルテがキレイにならないとか、その他沢山のお悩みが解決に向かわないかというと
急に怖いのが出てきちゃいましたが、こちら↓
鎖骨と、肩甲骨は繋がっていて、肋骨の上に乗っかってるんですけど
ほとんどの方は、土台の肋骨が広がってるから、鎖骨や肩甲骨が収まるべきところに収まらなくて
じゃー、上がるしかないよねっていう感じで、肩が上がりっぱなしになっているんです
肋骨が広がると、骨そのものが広がるわけですから、背中の筋肉が突っ張って硬くなるし
その結果、背中の代謝も落ちて、お肉がつきやすくなるし、なかなか落ちなくなります
だから、いったん、しっかり肋骨を丸めてから全体的に背骨とともに身体を起こすようにすると
鎖骨と肩甲骨が「ストンッ」と正しい位置に戻りやすくなってキレイになります😊
肋骨が正しい位置にくると息が吐きやすくなるので、肩や、首まわりの筋肉を過剰に使いすぎる事が減りますしね
結果的に首の付け根の盛り上がりが薄くなっていくという感じです
まぁ、文章で書くと簡単そうに見えますが、なかなか大変な作業だったりします
とりあえず、いろいろな要素が組み合わさっているので、「たった○分、これだけで治る!」みたいなのはありえないのですが
身体のバランスを整えるには、順番がめっちゃ大事で
まず、身体を「一定の期間」「いったん丸める」「肋骨を締める」方向に向かわせる必要があることは間違い無いです
その為に活性化させたい筋肉は「前鋸筋」という筋肉です
エ
「脇のハミ肉」にも関係しますが
「バストの形」をキレイにしたい方とかも、ここ、すごく重要ですよ
ここの筋肉が弱いとか、肋骨の閉まりが弱いと、こういう感じで脇の下からの厚みが出にくいですね
ダイエットをするとバストが落ちやすいのも、このあたりが関係しています
自分の「前鋸筋」は弱っているのかな〜
っていうのを簡単に調べる方法として
丸めたタオルを両脇に挟んで歩いてみてください
「全然歩きやすい〜」って言われる方、結構いらっしゃいますよ
タオルを挟んだ時の方が明らかに歩きやすいと感じるとか
タオルを挟んでいる時と、無い時の歩いた感じの落差が大きい方は、前鋸筋が使えていないので活性化させる必要があります
(☝️施術の際に、肋骨を締める方向に矯正を行いますが、長年猫背が続いている方は肋骨を締める為、維持する為に必要な筋肉が弱っているので、矯正と並行してエクササイズを行う事で効果が高まるということですね)
前鋸筋のエクササイズもいろいろありますが
まずはヨガでいうところの「キャットポーズ」を行うと良いです
まず、四つ這いになって、少し下腹部を引き込みます
その状態でしっかり地面を押します、胸で押すのではなくて、「脇」で押します
「脇」にしっかり刺激を入れる為には両方の肩甲骨をしっかり広げて地面を押してください
その状態で呼吸をします、もちろん息は吸うけど、息を深く吐く事を意識してください
脇に効いている感じが出たらすごく良いです👍
↓ 間違った押し方 ❌ 肩甲骨が落ちて間に窪みができています、こうならないように、しっかり肩甲骨をパーンと外に広げて押してください(肩もいからないように)
(プランクとかは、前ももが硬くなるのでしないほうが良いです)
「うちの子、よく転ぶんですよ・・」というお子さんなどもスマホや、ゲームのしすぎでここが弱っている場合が多いですよ
無理のない範囲で行ってみてください。
○ 丸めるのはわかったけど・・
身体を広げても大丈夫(起こす)な状態 最適な状態は?
比較的直近で掲載させていただいている方でご説明すると
見た目的に、こちらの記事に掲載させていただいている方等ぐらいの状態です
・コース開始から約2ヶ月
・コース開始から約2ヶ月(矯正的に、これから広げていく段階です・お引っ越しの為、急遽2ヶ月になりましたが、その後、ご自身で広げていく方法などを詳しくご説明させていただきました)
もし、整体やエステとかでいったん丸める期間が無くて広げ続けた身体の場合は「丸める」ところからやり直すとキレイになりますよ😊
関連記事はこちらをどうぞ
○今から7年ぐらい前に書いた記事ですが、皆さん一旦丸めてます
今回の記事と合わせてお読みいただくと参考になるかもしれません